イベント

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輪島の漆器と文化を巡るTABI Vol.3 2016年2月

3回目を迎えた輪島ツアーは、過去最多21名の参加者となりました。初日は「のと鉄道」乗車、正式オープン前の炉端焼き店「渚ガーデン」でボリュームたっぷりの牡蠣づくしのコースに舌鼓を打ちました。2日目は圧巻の「輪島キリコ会館」見学、輪島朝市散策、寿司処「伸福」の地物握りを各工房の輪島塗の器に各自自由に盛りつけ堪能したあと器を洗うデモ、大﨑漆器店の女将・悦子さんの酒粕汁の作り方講座、最後に「輪島塗会館」を見学し帰路へ(もちろん2日間の間に、輪島チームの5つの工房・店舗を見学、恒例の「アトリエMITANI」での蒔絵沈金実習は今回も充実の内容でした!)。今回も輪島塗おもてなしバトンならではの濃厚なプログラムと、心の通った交流ができました。

能登の器・食・酒@IRORI 2015年12月

東京日本橋にある“地方と旅人をつなぐ”がコンセプトの囲炉裏とキッチンがあるホステル「IRORI Hostel and Kitchen」で、輪島工房チームを初めて招いたイベントを開催。第1部「宴とトークイベント」、第2部「ワークショップ:スプーン木地仕上げ」とも募集早々に満席となり大盛況でした。

第1部では能登直送の寒ブリの刺身やモミイカの干物などをふんだんに振るまい、能登野菜の数々は料理研究家の田部井美佳さんが多彩なメニューと美しい盛り付けに仕立ててくださいました。「奥能登酒蔵学校」からも地酒をたくさん提供。

トークイベントでは塩安漆器工房・塩安眞一さん、輪島キリモト・桐本泰一さん、大﨑漆器店・大﨑悦子さんが登壇、能登の食材のパワーと工房さんたちの優しさに、皆さんの五感が大いに刺激されたようでした。

第2部は輪島キリモト・桐本泰一さんによる、スプーン木地仕上げのワークショップ。数種類のやすりで削り自分好みのカーブに仕上げる作業です。「高級アイスを食べるとより美味しい」との桐本さんの言葉に参加者15名が真剣に取り組んでいました(笑)。輪島で拭き漆を施してから後日各自の自宅に届けられましたが皆さんお忙しい中、写真や感想をSNSやブログに投稿なさっていて、主催者として感謝の気持ちでいっぱいになりました。

輪島塗と日本食を語る夕べ 2015年11月

埼玉県鴻巣市の老舗割烹料理「大正家」にて御贔屓のお客様などを招いたコラボイベント。若女将の平山八重さんから能登にまつわる朗読披露のあと、輪島塗のこと・漆器の扱い方のトークを行いました。

会場に入った瞬間、銀杏や紅葉など秋の草花をふんだんにあしらったコーディネートに感動!普段から輪島塗や漆器を使っているお店だけあって、輪島塗の扱い方・盛り付け方が素晴らしく、優美な輪島塗が美味しい和食を一層ひきたてていました。また「日常生活にいまいちど漆器を取り入れたい」との声が多くとても手応えあるイベントになりました。

Inspired by Tradition
~輪島塗と煎茶を学ぶモダンな食卓~ 2015年7月

煎茶道三癸亭賣茶流(さんきていばいさりゅう)の家元のご令嬢・島村満穂先生とのご縁で、輪島塗xお酒xお食事x煎茶道x和菓子を饗するコラボイベントに協賛しました。ホームパーティープランナー・村上あゆ美さんが、20~30代の方々が普段から漆器を使いたくなるようなおもてなしのヒントを考案。扇面皿や馬上盃の使い方はこちらも大いに勉強になりました。盛りだくさんのコラボで新たな発見もあり、素晴らしいハーモニーが生まれたイベントでした。

japan=漆=輪島塗 de Breakfast 2015年5月

六本木ヒルズにある「eggcellent(エッグセレント)」とのご縁をつないでいただき、朝食会コラボイベントを開催しました。”朝文化を発信する”をコンセプトにし、こだわりのオーガニック卵などを使っている人気店。メディアでも注目のお店ということもあり、参加者の皆さん多彩なご職業の方々ばかりで刺激を受けました。店内もメニューも洋風テイストですが「文化を発信する」を軸においたお店で、日本の最たる漆器・輪島塗について話ができたことはとても良い経験となりました。