メンバー紹介

東京チーム

丸の内朝大学(市民大学)地域プロデューサークラス能登編(2013年夏学期)を受講した受講生。輪島にまったく縁のなかったメンバーが輪島塗の工房の方と一緒に企画したソーシャルプロジェクトを実行中。世界に誇れる日本の伝統的工芸品・輪島塗を広く伝えています。

東京チーム

大崎漆器店

江戸末期の創業以来 堅牢を旨とし、木地漆に徹底的にこだわり4人の熟達職人の手で黙々と暮らしの道具としての輪島塗を作り続けています。大正末期に建てられた住前職後の家屋は国登録有形文化財の指定を受けておりかけがえのない輪島の典型的な塗師屋らしい佇まいを大切に守り続けています。玄関のくぐり戸から奥へと約100mの奥行の中で三棟の土蔵があり、前蔵は家財道具中蔵は商品を収納し、その二階で塵が許されない上塗り作業を行っています。奥蔵は大切な漆と商品を収納しています。こういった深い塗師文化を背景に輪島塗が作られていることを一人でも多くの人に見て頂き、輪島塗の輪島塗たる所以を理解、納得して頂きたいと思います。併設の贅沢な拭き漆空間ギャラリーで漆器の使い方提案をご覧いただけます。

http://www.osakisyoemon.jp/
大崎漆器店

塩安漆器工房

塩安漆器工房は1858年(安政5年)創業の老舗で、五代目塩安眞一、六代目塩安康平とつながっており、現在でも伝統的な輪島塗の販売方法である「椀講」を唯一行っている歴史のある塗師屋です。輪島塗の本物の技術を大切に守りながら、漆の新たな可能性を求めて、異業種や異素材とのコラボなど積極的に進めています。合い言葉は「断らない塩安」。漆の事ならどんなご要望にもお応えし、挑戦しています。本店の広々とした店内の奥には工房が併設されており、下地から上塗りまで輪島塗の職人の仕事ぶりをゆっくりとご覧頂けます。

http://www.shioyasu.com/
塩安漆器工房

籐八屋

藤八屋(とうはちや)は明治中期に創業し、現在に至るまで行商により業務用漆器を手がけてまいりました。業務用漆器の経験を活かし、古き良き伝統を感じながらも現代住空間に調和し暮らしの中で気軽にお使いいただける藤八屋オリジナル製品のご提案やメーカー企業とのコラボレーション(OEM/ODM提供)など承っております。

http://www.tohachiya.com/
籐八屋

アトリエ MITANI

寛政8年から漆業を継ぐ輪島金沢を拠点とした小さな工房です。現在蒔絵をはじめ、漆装飾のわざを生かした商品開発の支援にも関わり、家具メーカーや手づくり時計の装飾OEM、IT企業のスマホアクセサリーからピアノ装飾まで幅広く、現代にいかせる漆装飾の可能性に取組んでいます。欧州フランス、ドイツやスイス チェコなどとの接点や、他分野の皆様との関わりから、日本の漆装飾の広まりと、技術やデザインの進化には、新たなステージが必要だと考えています。

http://urushi-net.jp/
アトリエ MITANI

輪島キリモト

漆の里・輪島にて1700年代後半から約200年以上、七代に渡って、木と漆の仕事に携わってきた桐本家。七代目・輪島キリモト代表、桐本泰一は、五、六代目が築いた朴木地屋の木材料、多種多様な特殊木地、家具なども創れる技術を活かしながら、今の暮らしで使うことが出来る木製品、漆の器、小物、家具、建築内装材などを創作しています。輪島塗の基本技法、本堅地技法をはじめ、輪島キリモト独自に開発した、傷が付きにくいmakiji(蒔地)技法、千すじ技法、漆布みせ技法など、より気持ち良い生活を応援する商品創りをテーマとしております。

http://www.kirimoto.net/
輪島キリモト